現在の中学受験について
現在の中学受験について
中学受験を希望する人の数は、年々増加しています。
その始まりは「ゆとり教育」が始まった約10年前だと言われています。
「ゆとり教育」と名付けられた新しい指導要領では、学習内容が3割程度少なくなること、完全週休5日制になることが盛り込まれていました。
子供たちにとっては、その名前の通りにゆとりのある生活が送れるようになったので、勉強以外のことにもチャレンジ出来る時間が生まれました。
しかしその反面、親たちには不安が生まれてしまいました。
学習内容が少なくなってしまうことで、子供の学力低下が心配されたからです。
このようなことから、学力向上の環境を求めて中学受験を希望する人が増えていったと言われています。
実際の受験者数を見ていきましょう。
中学受験が集中している首都圏では、人気が高まりだした当時は10人程度に1人という割合でした。
しかし今では5人に1人が受験するという高い割合になっています。
中学受験の人気が歴然としているのではないでしょうか。
また、実際に入学できる児童の数には限りがありますので、中学受験が狭き門であることも読み取ることができます。
ですが、我が国は現在「少子化」という問題を抱えています。
このことから考えると、受験率は低下もしくは横ばいになりそうですよね。
中学受験の対象となる児童の数が減少しているにもかかわらず受験率が高くなっているのは、教育に関心の高い親たちが増えていることの表れと言えるのかもしれません。
この状況は、今後も続くことが予想されます。
中学受験は、子供にとっても親にとっても厳しい環境にあることを、しっかり覚えておきましょう。
中学受験までの費用
中学受験をするご家庭では、その準備期間に何かしらの教育ツールを利用しているそうです。
ということは、それを利用するための費用が必要です。
親御さんにとっては、この部分も非常に気になるところかもしれません。
それぞれのご家庭の教育方針やお子さんの学力レベルなどによってかかってくる費用は異なりますが、一般的には次のような費用が必要だと言われています。
・教材費(年間4万円前後)
・模擬テスト代(1回5千円前後)
・講習会代(1講習会5~10万円程度)
・塾や家庭教師の費用(年間20~50万程度)
・中学受験の受験料(1校2~3万程度)
この内容から少なく見積もっても、年間30万円以上の費用が必要だということがわかります。
それが4年、5年、6年の3年間必要となるのですから、中学受験までには最低でも100万円以上が必要になるのです。
さらに、大手で有名な進学塾や家庭教師を利用する場合、年間200万円以上かかることもあるそうです。
中学受験をする子の中には、塾や家庭教師を利用せず、通信教育や家庭学習をメインに取り組む子もいます。
この場合、ここまでの費用はかかりませんから、効率良く学習できるのであれば一番手軽かもしれません。
ですが、重要なのは費用でなく内容です。
お子さんに合った教育ツールを活用することが大切なのです。
親としては、お子さんの学習がスムーズに進められる環境を整えてあげたいですよね。
そのためには、中学受験の準備を始める前に、しっかりと資金計画を立てておきたいものです。